問題
鉄筋コンクリート構造の建築物の用途のうち、法定耐用年数が短い順に並んでいるものは次のうちどれか。 短い 長い
(1) 店舗く公衆浴場く住宅く事務所
(2) 店舗く公衆浴場く事務所く住宅
(3) 店舗く事務所く住宅く公衆浴場
(4) 公衆浴場く店舗く事務所く住宅
(5) 公衆浴場く店舖く住宅く事務所
ビル管過去問|鉄筋コンクリート建築物の法定耐用年数を解説
この問題は、鉄筋コンクリート構造の建築物について、用途ごとの法定耐用年数の長短を正しく並べられるかを問う問題です。国税庁の耐用年数表では、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造の建物について、公衆浴場用31年、店舗用39年、住宅用47年、事務所用50年と定められています。したがって、短い順に並べると「公衆浴場→店舗→住宅→事務所」となり、正しい選択肢は(5)です。
(1) 店舗く公衆浴場く住宅く事務所
不適切です。その理由は、店舗用39年よりも公衆浴場用31年のほうが法定耐用年数は短いからです。つまり、この選択肢は最初の2つの順序が逆になっています。住宅用47年、事務所用50年という後半部分の並びは正しいですが、冒頭の並びを誤ると全体として不正解になります。
(2) 店舗く公衆浴場く事務所く住宅
不適切です。その理由は、まず公衆浴場用31年と店舗用39年の順序が逆であるうえに、事務所用50年は住宅用47年より長いため、「事務所→住宅」という並びも誤っているからです。この選択肢は前半と後半の両方に誤りがあります。
(3) 店舗く事務所く住宅く公衆浴場
不適切です。その理由は、法定耐用年数が最も短いのは公衆浴場用31年であるのに、この選択肢では最後に置かれているからです。また、事務所用50年は住宅用47年より長いため、「事務所→住宅」という順序も正しくありません。耐用年数の短い順に並べるという条件に大きく反しています。
(4) 公衆浴場く店舗く事務所く住宅
不適切です。その理由は、前半の「公衆浴場→店舗」までは正しいものの、後半で事務所用50年と住宅用47年の順序が逆になっているからです。短い順では住宅用47年が先、事務所用50年が後になります。途中まで合っていても、最後の並びを誤ると不正解になります。
(5) 公衆浴場く店舖く住宅く事務所
適切です。その理由は、鉄筋コンクリート構造の建築物の法定耐用年数が、公衆浴場用31年、店舗用39年、住宅用47年、事務所用50年であり、短い順に並べるとこの順番になるからです。公衆浴場は湿気や熱などの影響を受けやすい用途として比較的短く、事務所は50年で最も長く設定されています。このため、(5)が正解です。
この問題で覚えるポイント
鉄筋コンクリート造の建物は、用途によって法定耐用年数が異なります。今回の重要な数字は、公衆浴場31年、店舗39年、住宅47年、事務所50年です。試験では、個別の年数そのものを覚えることも大切ですが、短い順・長い順の並びをセットで覚えておくと解きやすくなります。特に「公衆浴場が最も短い」「事務所が最も長い」を軸にすると、真ん中に店舗、住宅が入る形で整理しやすくなります。
ひっかけポイント
店舗と公衆浴場、住宅と事務所の順序を入れ替えて出題するのが典型的なひっかけです。とくに店舗39年と公衆浴場31年は近い印象で混同しやすく、住宅47年と事務所50年も迷いやすい組み合わせです。また、用途別耐用年数は建物の構造とセットで決まるため、木造など他の構造の年数と混同しないことも重要です。問題文に「鉄筋コンクリート構造」とある以上、その構造に対応する表だけを見て判断するのがコツです。
