【危険物取扱者乙種4類予想問題4】|問32|第3石油類(水溶性液体)の分類|性質・消火を解説

問題

第3石油類(水溶性液体)の例として、正しいものはどれか。

(1) 重油

(2) クレオソート油

(3) エチレングリコール

(4) 灯油

(5) 軽油

危険物取扱者乙種4類|第3石油類(水溶性液体)の分類を解説

第3石油類は石油系危険物の中でも比較的粘度が高く、常温では着火しにくいものを含みますが、その中でも水に溶ける性質を持つものは水溶性液体として区別されます。水溶性かどうかは分類の重要な判断基準となり、代表例としてはエチレングリコールなどがあり、非水溶性の重油や灯油とは明確に区別されます。正しい答えはエチレングリコールであり、分類知識と溶解性の両方が問われる問題です。

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(1) 重油

不適切です。重油は第3石油類に分類されますが、水に溶けない非水溶性液体です。油分が強く疎水性であり、水と混ざらず層を形成するため、水溶性液体として扱うことはできません。

(2) クレオソート油

不適切です。クレオソート油も第3石油類に該当しますが、水にほとんど溶けない非水溶性液体です。木材防腐剤などに使用される性質を持ち、油性成分が強いため水溶性区分には入りません。

(3) エチレングリコール

適切です。エチレングリコールは第3石油類のうち水溶性液体に分類される代表例です。水と自由に混ざり合う性質を持ち、冷却液や不凍液として広く使用されます。消防法上も水溶性液体として扱われ、非水溶性の石油系液体とは区別されます。

(4) 灯油

不適切です。灯油は第2石油類に分類される危険物であり、第3石油類ではありません。また水に溶けない性質を持ち、軽い油として水面に広がる特徴があります。分類の段階そのものが異なります。

(5) 軽油

不適切です。軽油は第2石油類に分類される危険物であり、第3石油類ではありません。灯油と同様に水に溶けない非水溶性液体であり、水溶性の第3石油類とは明確に区別されます。

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この問題で覚えるポイント

第3石油類は重質油や潤滑油系など粘度が高い液体が中心であり、水溶性と非水溶性に区分される点が重要です。水溶性の代表例としてはエチレングリコールがあり、これは水と任意の割合で混和するため例外的な存在として頻出します。非水溶性の代表例としては重油やクレオソート油があり、これらは油分が強く水と分離する性質を持ちます。また灯油や軽油は第2石油類であり、第3石油類との分類境界を正確に区別することが試験対策上重要です。

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ひっかけポイント

この問題の罠は、第3石油類という大枠だけを見てしまい、水溶性か非水溶性かという追加条件を見落とす点にあります。重油やクレオソート油も第3石油類であるため一見正解に見えますが、水に溶けないため条件に合いません。また灯油や軽油を選んでしまう誤りも多く、これは石油類の分類番号を混同することが原因です。さらにエチレングリコールは石油系というより化学薬品的な印象があるため見逃されやすく、ここが典型的な誘導ポイントになります。分類番号と水溶性の両方を同時に確認する思考が求められます。

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