【危険物取扱者乙種4類予想問題1】|問6|危険物取扱者免状の書換えと再交付|法令を解説

問題

危険物取扱者免状の書換え又は再交付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 氏名が変わった場合でも、免状の書換えを申請する必要はない。

(2) 免状を紛失した場合は、交付を受けた都道府県以外では再交付を申請できない。

(3) 免状を汚損した場合は、書換えではなく再交付を申請することができる。

(4) 本籍のみが変わった場合は、免状を返納しなければならない。

(5) 免状を再交付した後に紛失した免状を発見した場合は、発見した免状をそのまま使用することができる。

危険物取扱者乙種4類|危険物取扱者免状の書換えと再交付を解説

危険物取扱者免状は、記載事項に変更があった場合は書換え、免状をなくしたり汚したりした場合は再交付というように、手続きの目的によって区別して覚えることが大切です。正しい答えは(3)です。免状を汚損した場合は、免状そのものが使用しにくい状態になっているため、書換えではなく再交付を申請することができます。

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(1) 氏名が変わった場合でも、免状の書換えを申請する必要はない。

不適切です。氏名は危険物取扱者免状に記載される重要な事項です。氏名に変更があった場合は、免状の記載内容を現在の情報に合わせる必要があるため、書換えの申請が必要です。書換えは、免状に書かれている情報を正しく直す手続きです。氏名が変わってもそのままでよいと考えると誤りになります。

(2) 免状を紛失した場合は、交付を受けた都道府県以外では再交付を申請できない。

不適切です。免状を紛失した場合は再交付の対象になりますが、再交付の申請先は交付を受けた都道府県知事だけに限られません。書換えをしたことがある場合は、その書換えをした都道府県知事にも再交付を申請できます。試験では「交付を受けた都道府県以外ではできない」のように、申請先を不自然に限定する表現に注意が必要です。

(3) 免状を汚損した場合は、書換えではなく再交付を申請することができる。

適切です。免状を汚損した場合は、免状そのものが傷んだり汚れたりして、記載内容の確認や身分証明としての機能に支障が出るおそれがあります。このような場合は、記載事項を変更する書換えではなく、免状を作り直す再交付の手続きになります。紛失、滅失、汚損、破損などは再交付と結びつけて覚えると判断しやすくなります。

(4) 本籍のみが変わった場合は、免状を返納しなければならない。

不適切です。本籍に変更があった場合は、免状の書換えを申請する必要があります。ただし、同一都道府県内で本籍を変更しただけの場合は、免状の記載事項が変わらないため書換えは不要です。いずれの場合も、本籍の変更を理由に免状を返納する手続きではありません。返納は、免状が不要になった場合や、再交付後に紛失していた免状を発見した場合などに関係する手続きです。本籍の変更は、免状を返す手続きではなく、記載事項を直す手続きである書換えに該当します。

(5) 免状を再交付した後に紛失した免状を発見した場合は、発見した免状をそのまま使用することができる。

不適切です。免状の再交付を受けた後に、なくしたと思っていた古い免状を発見した場合、その古い免状をそのまま使うことはできません。この場合は、発見した免状を一定期間内に返納する必要があります。再交付後に複数の免状が存在すると、どちらが有効な免状なのか混乱が生じるため、古い免状を返す必要があります。

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この問題で覚えるポイント

危険物取扱者免状の手続きは、書換えと再交付を区別して覚えることが重要です。書換えは、免状に記載されている氏名、本籍などに変更があった場合に行う手続きです。住所や勤務先の変更は、免状の書換え事項として問われた場合に誤りになりやすいため注意が必要です。写真の書換えは、免状交付の日又は前回の写真書換えの日から10年以内ごとに行う必要があります。再交付は、免状を紛失、滅失、汚損、破損した場合に行う手続きです。書換えは記載内容を直す手続き、再交付は免状そのものを作り直す手続きと整理すると判断しやすくなります。再交付後に紛失していた免状を発見した場合は、発見した古い免状を返納する必要があります。

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ひっかけポイント

このテーマでは、書換えと再交付の混同がよく狙われます。氏名や本籍の変更は免状の内容を直す必要があるため書換えですが、紛失や汚損は免状そのものに問題があるため再交付です。日常感覚では、汚れた免状も内容を書き直すように思えるかもしれませんが、試験では「記載事項の変更か、免状そのものの問題か」で区別します。また、「交付を受けた都道府県以外では申請できない」「発見した免状をそのまま使える」のような断定的な表現も誤答を誘う典型です。手続きの名称だけで判断せず、何が変わったのか、何が問題なのかを確認すると正答に近づけます。

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