【危険物取扱者乙種4類予想問題6】|問14|危険物施設の消火設備の区分|法令を解説

問題

製造所等に設置する消火設備について、次の記述のうち正しいものはどれか。

(1) 屋内消火栓設備は、第5種の消火設備に区分される。

(2) スプリンクラー設備は、第4種の消火設備に区分される。

(3) 乾燥砂は、第3種の消火設備に区分される。

(4) 泡を放射する大型の消火器は、第3種の消火設備に区分される。

(5) 小型の消火器は、第5種の消火設備に区分される。

危険物取扱者乙種4類|危険物施設の消火設備の区分を解説

製造所等に設置する消火設備は、第1種から第5種までに区分されます。正しい答えは(5)です。小型の消火器は第5種の消火設備に区分されます。

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(1) 屋内消火栓設備は、第5種の消火設備に区分される。

不適切です。屋内消火栓設備は第1種の消火設備に区分されます。第1種の消火設備には、屋内消火栓設備と屋外消火栓設備があります。消火栓設備は、建物や施設に固定して設置され、水を使って比較的大きな火災に対応する設備です。小型消火器のように人が持ち運んで使うものではないため、第5種ではありません。

(2) スプリンクラー設備は、第4種の消火設備に区分される。

不適切です。スプリンクラー設備は第2種の消火設備に区分されます。スプリンクラー設備は、火災時に自動または手動で水を散布して消火する固定式の設備です。第4種は大型消火器の区分なので、固定式のスプリンクラー設備とは区分が異なります。

(3) 乾燥砂は、第3種の消火設備に区分される。

不適切です。乾燥砂は第5種の消火設備に区分されます。乾燥砂は、燃えている危険物を覆って空気との接触を断つことで窒息消火を行うために使われます。第3種には、水噴霧消火設備、泡消火設備、不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備などの固定式設備が含まれます。乾燥砂はこれらの固定式消火設備ではなく、消火器や水バケツなどと同じ第5種に入る点を覚えておくとよいです。

(4) 泡を放射する大型の消火器は、第3種の消火設備に区分される。

不適切です。泡を放射する大型の消火器は、第4種の消火設備に区分されます。第4種の消火設備は大型消火器を指します。泡消火設備という固定式設備であれば第3種ですが、「大型の消火器」と書かれている場合は第4種です。ここは非常に混同しやすい部分です。

(5) 小型の消火器は、第5種の消火設備に区分される。

適切です。小型の消火器は第5種の消火設備に区分されます。第5種には、小型消火器、乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩、水バケツなどがあります。人が比較的容易に使用できる初期消火用の設備や消火資材が第5種に整理されると考えると理解しやすいです。

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この問題で覚えるポイント

危険物施設の消火設備は、第1種が屋内消火栓設備と屋外消火栓設備、第2種がスプリンクラー設備、第3種が水噴霧消火設備、泡消火設備、不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備、第4種が大型消火器、第5種が小型消火器、乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩、水バケツです。特に試験では、泡消火設備と泡を放射する大型消火器の違いが狙われます。泡消火設備は固定式なので第3種、大型消火器は消火器なので第4種です。また、乾燥砂は本格的な設備のように見えても第5種に分類されます。第5種は小型消火器や消火用資材を含む区分として覚えると、正誤判断がしやすくなります。

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ひっかけポイント

このテーマでは、消火方法の種類と消火設備の区分を混同させる問題がよく出ます。たとえば、乾燥砂は窒息消火に使うため重要な消火資材ですが、第3種の固定式設備ではなく第5種です。また、泡という言葉だけを見ると泡消火設備を連想して第3種と判断しがちですが、大型の消火器と書かれていれば第4種です。名称の一部だけで判断せず、固定式設備なのか、大型消火器なのか、小型消火器や消火資材なのかを見分けることが大切です。

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