【危険物取扱者乙種4類予想問題5】|問13|第1種消火設備|法令を解説

問題

製造所等に設置する消火設備について、第1種消火設備に該当するものはどれか。

(1) 屋外消火栓設備

(2) 泡消火設備

(3) 小型の二酸化炭素消火器

(4) 乾燥砂又は水バケツ

(5) 大型の粉末消火器

危険物取扱者乙種4類|第1種消火設備を解説

製造所等に設置する消火設備は、第1種から第5種までに区分されます。第1種消火設備に該当するのは、屋内消火栓設備及び屋外消火栓設備です。よって、この問題の答えは(1)屋外消火栓設備です。泡消火設備は第3種、小型消火器や乾燥砂などは第5種、大型消火器は第4種に分類されるため、消火設備の種類と分類を正確に区別することが重要です。

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(1) 屋外消火栓設備

適切です。屋外消火栓設備は、第1種消火設備に該当します。第1種消火設備は、水を用いて消火活動を行う比較的大規模な消火設備であり、代表例として屋内消火栓設備と屋外消火栓設備があります。危険物施設では、火災が発生した場合に初期消火だけでなく、施設全体への延焼拡大を防ぐ必要があるため、このような固定式又は設備として設けられる消火栓設備が重要になります。

(2) 泡消火設備

不適切です。泡消火設備は、第1種消火設備ではなく、第3種消火設備に該当します。泡消火設備は、危険物、特に第4類危険物のような可燃性液体火災に有効な設備です。泡で液面を覆うことで、空気との接触を遮断し、可燃性蒸気の発生を抑えて消火します。消火効果としては非常に重要ですが、分類上は第1種ではないため誤りです。

(3) 小型の二酸化炭素消火器

不適切です。小型の二酸化炭素消火器は、第5種消火設備に該当します。第5種消火設備には、小型消火器、乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩、水バケツなどが含まれます。二酸化炭素消火器は、酸素濃度を下げる窒息効果によって消火するもので、電気設備などにも使用されますが、「小型」である点から第5種に分類されます。第1種の消火栓設備とは区別して覚えましょう。

(4) 乾燥砂又は水バケツ

不適切です。乾燥砂又は水バケツは、第5種消火設備に該当します。乾燥砂は、燃焼物を覆って空気を遮断することで窒息消火を行うものです。水バケツは簡易的な消火用具として扱われます。どちらも手軽に使用できる消火手段ですが、消火栓設備のような第1種消火設備ではありません。試験では、乾燥砂や水バケツは第5種として頻出です。

(5) 大型の粉末消火器

不適切です。大型の粉末消火器は、第4種消火設備に該当します。粉末消火器には小型と大型があり、小型のものは第5種、大型のものは第4種に分類されます。粉末消火剤は、燃焼の連鎖反応を抑制する負触媒効果や窒息効果によって消火しますが、この問題では消火作用ではなく、消火設備の分類が問われています。大型消火器は第4種と覚えておくと判断しやすくなります。

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この問題で覚えるポイント

製造所等に設置する消火設備は、第1種から第5種までに分類されます。第1種消火設備は、屋内消火栓設備と屋外消火栓設備です。第2種消火設備は、スプリンクラー設備です。第3種消火設備は、水蒸気消火設備、水噴霧消火設備、泡消火設備、不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備などの固定式設備が中心です。第4種消火設備は、大型消火器です。第5種消火設備は、小型消火器、乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩、水バケツなどです。正誤判断では、消火剤の種類ではなく、設備の分類を見分けることが重要です。特に、泡消火設備は第4類危険物火災に有効なので第1種と勘違いしやすいですが、分類上は第3種です。また、粉末消火器は小型なら第5種、大型なら第4種です。消火設備の問題では、「何で消すか」だけでなく、「設備として何種に分類されるか」を整理して覚える必要があります。

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ひっかけポイント

この問題のひっかけは、消火能力や消火剤の有名さで判断させようとしている点です。泡消火設備は第4類危険物に非常に関係が深いため、重要設備という印象から第1種だと誤解しやすくなります。しかし、第1種は屋内消火栓設備と屋外消火栓設備に限って押さえるのが安全です。また、小型の二酸化炭素消火器や乾燥砂は、実際の初期消火で使われる身近なものですが、分類上は第5種です。大型の粉末消火器は「粉末消火設備」と名前が似ていますが、大型消火器は第4種であり、固定式の粉末消火設備は第3種に分類されます。日常的な感覚で「よく使うから重要」「危険物火災に強いから上位の種別」と考えると間違えやすいため、試験では分類表をそのまま対応させて判断することが大切です。

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